地球と一緒に頭も冷やせ! 温暖化問題を問い直すビョルン・ロンボルグ ¥ 2,100 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
地球と一緒に頭も冷やせ! ... | |
| 最近の温暖化論者の主張は、戦前の日本の軍国主義者に似てきているのではないかという気がしてなりません。すなわち、「鬼畜米英」ならぬ「鬼畜温暖化」「鬼畜CO2」と叫んでCO2削減のための聖戦への参加を強要し、聖戦に疑問を呈する者は、「売国奴」ならぬ「反環境主義者」として袋だたきにされる。目指すは「大東亜共栄圏」ならぬ「京都議定書プロトコル」の確立であり、それを達成するまでは、経済発展だの利便性だのといった甘ったれたことはいうべきではない。「欲しがりません勝つまでは」というわけです。 筆者のビョルン・ロンボルグは、このような「聖戦思想」に対して3つの問題提起をしています。第1は、温暖化は、(災厄をもたらす可能性はあるとしても)、直ちにストップを掛けなければならないほど大変な災厄をもたらすの?本当に「鬼畜温暖化」なの?ということ。第2は、「CO2」に対する聖戦で、本当に世界を救うことはできるの?例えば、アル・ゴアは、北極海でおぼれかかっているシロクマを救え!と叫んでいるけれど、CO2を削減すれば本当にシロクマは救えるの?ということ。そして、第3の、最も基本的な事柄は、世の中を... | ||
環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks (024))武田邦彦 ¥ 1,000 通常24時間以内に発送 ★★★★ |
環境問題はなぜウソがまかり... | |
| 環境問題が、これでもか!というくらい情報が間違っていることや金儲けにされていることがわかります。 しかし、ここまで言われると何が正しくて間違っているのかわからなくなってきます。 わかるのは情報によって踊らされていることや、一般人には科学のことはよくわからないから ウソや間違ったこと言われても鵜呑みしやすことです。 環境問題を本気でやってきた人にはショッキングな内容です。特に予備知識もなく購入したワケですが、確かにいくつかの表記に違和感が感じられました。 飛躍した部分も多く見られ、確かに著者の主張は完全に正論とは呼べないでしょう。 終始攻撃的な口調で書かれている点もマイナスです。 とはいえ、現在広く世間に浸透している「常識」にいかに嘘が紛れているかを指摘した点、防がなくてはならない本当の「環境問題」とは何かを提示している点などは私たちも深く考えていかなくてはならないと感じました。 いい意味でも悪い意味でも、一連の環境問題に一石を投じている一冊だと思います。世の中でまだ知られていない事柄が並べられ エコブームに対して警笛をならす本。 ただ、言葉が暴力的だったり 強い非難の表現が... | ||
あなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチセヴァンカリス=スズキ ¥ 1,050 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
あなたが世界を変える日―1... | |
| ひとつひとつの言葉が心に響くスピーチは確かに素晴らしい。 後半はどうしてスピーチをすることになったか、そこに至るまでの経緯が書かれていてこちらも興味深かった。彼女が起こしてきた行動が結果としてスピーチとして実を結んだのであり、このことは単なる偶然ではなかった。行動することがいかに大事かを教えられる。 この本を読んだ人は重い課題を背負う。女性と子供を使ったプロパガンダは、1991年の湾岸戦争開戦前にも展開されましたが、大衆誘導の手法としては最も即効性がある手法だから、今回も採用されたのでしょう。 いつの時代でも、為政者達が世論をコントロールする手始めにターゲットとするのは、女性と子供達であり、いざ戦争が勃発した際に、最も悲惨な目に遭うのは女性と子供達だ言うことを、出版社の編集作業に携わっている方々は肝に銘じて、常日頃からマスコミ人としての倫理観の向上に努めて、為政者が発する情報の真偽を見分ける目を養う努力をして欲しいものです。 すごくしっかりしてて、このスピーチをしたのは12歳の子だったの!?? とびっくりしてしまいました。 純粋にまっすぐなメッセージなので 私にも純粋にス... | ||
環境問題はなぜウソがまかり通るのか2 (Yosensha Paperbacks (029))武田邦彦 ¥ 1,000 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
環境問題はなぜウソがまかり... | |
| まず、この本は、たいへん良い本だ。これは、他のレビューに書いてあるとおりだ。しかし、著者の認識不足の箇所がある。139Pで、アメリカは、石油目当てで、イラク戦争やアフガニスタン侵攻を行ったという内容の記述があるが、誤りだ。それから、石油は枯渇するかは、わかっていない。「石油を読む(藤和彦著)」などを読まれることをお薦めする。 武田邦彦氏の著作には、感銘を受けています。だからこそ、忠告しますが、御自身の専門分野以外のことも確認すべきです。上記のようなことで、頼性に疑問をもたれるのは避けるべきです。生意気なことを書きましたが、今後の著書にも期待しています。 一部には正しいことも書かれているが、科学的なデータなどの論拠に基づかずに自分の想像だけで論じておられる点が多く、結果としてウソになっている記述が多く見られる。 たとえば、CO2の吸収源としての森林についての記述が明らかに間違っている。確かに森の木は最終的には分解される。でもその一部は分解されずに、土の中に蓄積される。森の中の土がなぜ湿っていて柔らかいのか?実際に手にとってほぐして見た方ならわかるはずだ。その中には分解され切っていない... | ||
鉱物図鑑 パワーストーン百科全書331―先達が語る鉱物にまつわる叡智八川シズエ 志村幸蔵 ¥ 2,940 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
鉱物図鑑 パワーストーン百... | |
| これは鉱物図鑑です。 たぶん、購入をクリスタルバイブルと迷われている方も多いのではないでしょうか。 昔からの云われや、鉱物としての知識を得たい場合はこちら、実際にワークをしたい場合はクリスタルバイブルでしょう。 鉱物は、自然に形成された形にヒントがあり、人間の臓器に似ていれば、そこに効く、というものが多く見られます。 その為に原石の成長過程として、研磨されていない状態で見ることは石を持つ上で重要なので、一家に一冊あっても良いでしょう。 子ども向けも同じシリーズで出ているので、お子さんに見せたい、調べたい方はそちらを先に購入しても良いかも? あとは、宝石図鑑もあります。 この本は参考文献の多さに注目です。 大きさはあまり無く,原石も一種類につきひとつしか載っていません。 合わせて、美しい写真の掲載された鉱物図鑑を買っても良いと思います。 もう一度、、、クリスタルバイブルとは比較出来ない内容です。 どのように利用したいかで善し悪しが決まりますが、どちらも良書だと思います。私はパワーストーン超初心者です。 パワーストーンの本、二冊目に本書を知り 皆さんのレビューもとても良かったので買っ... | ||
生命と地球の歴史 (岩波新書)丸山茂徳 磯崎行雄 ¥ 819 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
生命と地球の歴史 (岩波新... | |
| まさに"生命と地球の歴史"についての壮大な内容。地球の誕生から生命の変遷を最新の研究、化石史学的事実、岩石実験などをとおして推測する。かなり具体的な記述になっており、科学技術の進歩に改めて驚かされる。 高校生レベルから理解可能だろうが、基礎的な岩石・鉱物の知識を身につけているとさらに深く読み解くことができるだろう。説明口調の語りでやや硬い文章だが、新書としては内容充実、極めてお得な教養書であり、良書。学校で習った「プレートテクトニクス」で止まっていたので 啓蒙されるところが多かったせいもあるが、とてもスケールの 大きな読み物としてワクワク感を久しぶりに味わった。 地球のみかたが変わりました。地球の誕生以来の地球自身と生命の歴史が実にダイナミックに語られている。もちろん近年の観測データに基づいて語られているのだが、それを可能にしたものはプレートテクトニクス、プルームテクトニクス理論及びそれに加えて著者らの魅力的な仮説にあるのだろう。 但し、この本は新書にしては盛り沢山なので面白いと思えるには少し補足して勉強する必要があると思います。素人の小生は、7年前に読んだ時には通読で骨子を理解... | ||
一般気象学小倉義光 ¥ 2,940 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
一般気象学 | |
| 気象予報士試験のネタ本として有名になってしまったのが残念であるが、 気象について勉強したい方の「最初の一冊」としてお勧めしたい。 学部生向けにあまり数学的に難しくなく、丁寧に説明しているので、 文型の方でも頑張れば読みこなせることと思います。 ただ、言うまでもなく、気象という自然現象を曖昧さなしに理解しようとすれば、 「数学」という共通語は避けて通れません。 難しい数学を使わないため、地衡風や傾圧不安定波の話は かえって不正確でわかりづらくなっているのも事実です。 この本を読んで芽生えた疑問は、 読者のさらなる勉強・努力に委ねられているわけです。 予報士を取って満足しないで下さいね。この本には所々に数式を扱う計算があり、文系の人には煩わしいかと思いますが、計算を追わずに結果に納得するだけでも十分いいと思います。かといって理系の方にはつまらないわけでもなく、しっかりと微積を使っていたりして、数学的にも納得がいき、万人が読める良書だと思います。気象予報士試験の一般知識分野の学習ではこの本を何回も読み直しました。気象予報士を目指す人であれば,学科試験の一般知識(法規除く)はこの本でだい... | ||
ウォーター・ビジネス (岩波新書)中村靖彦 ¥ 819 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
ウォーター・ビジネス (岩... | |
| 多くのレビューの方々は水資源のビジネス化に疑問を抱いているようですが、 石油・ガスや、金・銀などの資源を有することで そうした資源を経済的な価値に変換して国富としているのを鑑みると、 改めて日本の水資源の豊富さに驚きを覚えるとともに、 ビジネス化することで、新しいお金の流れができるのでは、と思います。 現在は石油よりも高額なペットボトル版輸入水が売られていますし、 実際そうした水を購入している消費者がいることを考えれば、 日本ブランドの水を海外で売ることも今後視野に入ってくる気がします。 そのさい、何でもかんでも反対という路線ではなく、 地下水を育んでいる森林の整備や取水の厳格な管理などに 新たな投資のお金を民間が費やすことができれば、 林業などの再活性化を税金を使うことなく、達成できるのではないか? 水事業が仕事に加わり、興味を持って読んでみました。 水宅配をやろうというのですが、会社の社員は誰一人、世界観を持って、係わり合うことから、遠いなと感想を持ちました。 各家を回ってみると井戸から。ショッピングセンターで貰うでした。 売れない。価格が高い。馬鹿らしい。が、本音で、それ... | ||
完璧版 宝石の写真図鑑―オールカラー世界の宝石130 (地球自然ハンドブック)キャリーホール ハリーテイラー ¥ 1,937 通常24時間以内に発送 ★★★★ |
完璧版 宝石の写真図鑑―オ... | |
| 掲載されている宝石の数が大変多く、とても面白い本です。これだけの数の名称を知っていればかなり物知りと呼ばれるハズ・・・ ただし、これ一冊だけでは勉強するのに不十分で、他の著者の本も一緒に持っていたほうが良いと思います。 なぜなら、この本では宝石の写真が、カットされたもの、熱処理されたもの、原石、人工石、ブローチなどの装飾品、彫刻・・・と、様々な形態をとっているので、統一して記憶できないからです(鑑賞用には非常によいのですが!) 地学的な解説に関しては、モース硬度、鉱物名、鉱物を構成する成分、結晶の種類等について、カラーで分かりやすく記述がありますので、入門に非常に適していると思います。 持っていると何かと便利な1冊です。 ちなみに、石の希少性や、パワー、価格の相場などにはほとんど触れていません。 この本にはミニサイズもあり、こちらのほうが石のエピソードや歴史、価格など興味深い内容満載で、とても面白いのですが^^;・・・宝石が好きな人なら誰もが知ってる内容でした。写真に載ってる宝石が安物っぽいのが非常に残念です。こんなに詳しく丁寧に鉱物である宝石が寄せられているコンパクトな本は、... | ||
成長の限界 人類の選択デニス・メドウズ ¥ 2,520 通常24時間以内に発送 ★★★★ |
成長の限界 人類の選択 | |
| 本書は、科学的な情報を基に詳細な分析から導き出される多くのシナリオを提示しています。 私たち人類が、この地球という類まれな星に住む総ての生命の将来を握っていることを痛感させられる良書であります。 また本書は、アル・ゴア氏が「不都合な真実」で訴えている温暖化に対する地球の危機を、温暖化以外の重要な環境側面を加え、可視化されたデータと夫々のシナリオで解説しているとも言えます。 この著書を読んだ総ての人々が、エコロジカルフットプリントの低減に立ち上がり、総ての国の総ての政府を突き動かし、崩壊ではなく持続可能な世界へ進んでいくことを信じます。題名は異なりますが、10年に一度ずつ出版されています。この本は中でも最新のデータ分析結果によるもなので、オススメです。内容は濃いものですが、このての本の中では読みやすさに長けています。大学の資料などでもよく使われるそうです。温暖化、天然資源の枯渇等といった地球規模の問題は、 その大きさ故にとらえるのが難しく、的外れな意見(極端 な楽観/悲観論や局部だけを見た意見)も多い気がします。 本書は30年前に人類の活動と地球の限界について考察し、 世界に衝撃を与... | ||
新版 ごみから地球を考える (岩波ジュニア新書)八太昭道 ¥ 819 通常24時間以内に発送 |
新版 ごみから地球を考える... | |
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眼の誕生――カンブリア紀大進化の謎を解くアンドリュー・パーカー ¥ 2,310 通常3〜4日以内に発送 ★★★★★ |
眼の誕生――カンブリア紀大... | |
| この本の結論で最も重要な結論である 「目の誕生がカンブリア大爆発の根本的な原因である」 の主な根拠が「目の誕生と爆発の時期が一致している」. これでは根拠が弱すぎて,他の仮説と信憑性は何も変わらないと思う.皆様と同じ感想ですが、それでも一言言わないと気がすみません。 確かにもしろい本です。 いろいろ知らないことが学べます。 一気に読めます。 読後感は決して悪い物ではありません。 でもねえ… 肝心の「眼」が、どうして出来たのか、については、全く何の説明も無いに等しいっていうのは如何な物でしょうか。 それで居て、ダーウイン様の大疑問「眼は進化では説明がつかないように思える」 を、いとも簡単に乗り越えた「つもり」の論調。 根拠は、どこぞの「偉い」博士が発表された、「眼が進化するのには50万年しかからない」という、証拠も根拠も全く示されないただの「言っちゃった説」のみ。 おいおいおい、なんだよ、これだけ引っ張ってそれかよ。 それで大ダーウイン様を馬鹿にするの?あんた? なんか不愉快ですよね。こういうすり替え方。 勿論、この本が言いたいことは、「最初の眼が何らかの事で誕生した結果、生... | ||
環境リスク学―不安の海の羅針盤中西準子 ¥ 1,890 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
環境リスク学―不安の海の羅... | |
| 有名ブログの池田信夫blogのコメント覧で取り上げられていたので、手に取った。 が、もちろん環境問題の専門領域の本なので文系には難しい。 本書内容については、他のレビュアーの方の記事をご参照いただきたい。 ただ、いまちまたをにぎわす温暖化問題が、実は根拠なく疑わしいとの説もある今、著書のような考え方に触れるのは大切と思う。知らなかったなあ、こんな人がいるなんて。不勉強だった。本書は退官記念講演の内容や、あちらこちらに書いたもののまとまりで、構成は雑駁であるが、そのおかげで読みやすい読物になっている。彼女が昔取り組んだ下水道問題から、最近のダイオキシン、環境ホルモン、BSE、遺伝子組換え、電磁波、など、生きて行く上でのリスクをどう考えるかが明快に、しかも細かいところまで配慮ながら、書かれている。要約してしまえば、世の中すべてはリスクのバランスなので、あるリスクだけを100%避けることは得策ではなく、それぞれのリスクに配慮して、トータルとしてリスクが最小になるように、行動しましょうということなのだが、それぞれの事例できちんとしたデータが示されているので、大変説得力がある。彼女は初め下水道... | ||
宇宙船地球号操縦マニュアル (ちくま学芸文庫)バックミンスターフラー ¥ 945 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
宇宙船地球号操縦マニュアル... | |
| 前半で語られた「包括的思考」「シナジー」については、 「そうだよな〜」と感じ入ってしまいました。 現代ではフラーの時代より人間の活動の専門化・細分化がさらに進み、 自分の役割・権利を守ることに注力しがちで、 包括的に物事を判断することが難しくなっていますよね。 シナジー理論が行き着くところの「宇宙の法則」まで辿らずとも、 自分の仕事や活動をもう少し包括的に、シナジー的に見ることが大事なのではないか、と思わされました。 役所的な縦割り社会や自由経済社会を見るにつけ、それがいかに難しいかということも理解できますが、 まずは自分から、シナジー的思考を始めてみようと思いました。 齢34にして。エコロジーの基礎は閉じた生態系としての地球という考え方ですが、このことを端的に表すのが「宇宙船地球号」という言葉です。バックミンスター・フラーの言葉ですが、彼のことを知らなくても「宇宙船地球号」という言葉はどこかで聞いたことがあると思います。何も知らなくても、すぐに理解できる言葉ですね。うまいネーミングです。 本書はエコロジーがブームになる数十年前にかかれたものです。今読むと著者の個性とともにちょっと... | ||
環境問題のウソ (ちくまプリマー新書)池田清彦 ¥ 798 通常24時間以内に発送 ★★★★ |
環境問題のウソ (ちくまプ... | |
| 最初に書いておきますが、自分は本当に環境問題が嘘であったら嬉しい、できれば嘘であって欲しい、武田邦彦氏や池田清彦氏の説が真実であった方が良いと思っています。それに文明批判的な自然回帰原理主義はハッキリと否定的な考え方を持っています。 この本は話題になっている同系列の著書、武田邦彦『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』と一緒に読みました。 正直な感想を書くならば「ここまで滅茶苦茶な本を、書く人や出したい人がよく居たな…」といったところです。 先に読んだ武田氏の書籍は、割りと専門的な知識があり、誤解を恐れず書くなら騙し方も非常に巧妙で、どこが間違い、どれが正しい事なのか、真贋鑑定が他の資料を参考にするなどしないと難しいです。 しかし、この池田氏の文章は、誰でも気付くような論理の破綻、詭弁、小中学生レベルの知識の間違い、資料読解の勘違いで溢れています。「おかしな記述が何箇所もある」「1ページ毎に間違いがある」などというレベルではなく「数行ごとに数箇所、間違いやおかしな表現、理論の破綻が登場」し、続けて読んでるとツッコミ疲れて、頭が痛くなります。少し読んでは休憩を繰り返してやっと読破しまし... | ||
リサイクル幻想 (文春新書)武田邦彦 ¥ 693 通常24時間以内に発送 ★★★★ |
リサイクル幻想 (文春新書) | |
| 世界の主要都市ではリサイクルによって、資源の有効利用に半ば成功していると言われています。 特にデンマークやスウェーデンでは、ガラスや紙包装といった国内の完全リサイクルに成功しており、 更には廃棄物を輸入してリサイクルをしているため、100%の率を超えていることが、 2008年1月号の「ナショナル ジオグラフィック」に記されています。 環境面を優先するので経済的には採算が取れないケースが多いようですが、商品に使われる原料の発掘や調達から製造のコスト、 また消費や廃棄までの流れ全体からすれば、環境負荷の削減に大いに役立っているそうです。 新しい原材料からではなく、廃棄物から作るのがリサイクルですから、天然資源の浪費を防ぐだけではなく、 ゴミの埋め立てや焼却の量を減らすのにも有効ですし、その分大気汚染を防ぐことができます。 しかし何にもまして解決への一番の近道は、私たちが無駄な買い物を控える事だと痛感させられました。武田先生の原点というべき本です。今、読み返してみると 「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」及び「その2」よりも リサイクル問題については、遙かに丁寧に論じられていることに気... | ||
いちばん大事なこと―養老教授の環境論 (集英社新書)養老孟司 ¥ 693 通常24時間以内に発送 ★★★★ |
いちばん大事なこと―養老教... | |
| 本書を読めば、逆にいかに「環境保全推進」が難しいことかもわかる。 世界の政治問題だという点からもそうだろう。 利害関係はそう簡単に解決できない。 だからこそ環境がつぶれて行っている。 養老氏も感じているかも知れないが、日本人は実は環境問題への取り組みには向いた国民だと思う。 例えば仏教的な考えも環境保全には向いている。 ただ現状ではそうではない。 日本は大国の中でも自給率が極端に低い。 農業が乏しいということだ。 環境が壊滅的になっては経済もなにもあったもんじゃない。 そもそも人類も含めて動植物が生きていられるのか?ということだ。 その問題が現在進行中だ。 本書は「環境」というよりは、まさに著者が言う「いちばん大事なこと」の話だ。 人類はとんでもない大きな問題をかかえてしまったようだ。 虫好きで鳴らす養老孟司教授による環境論、というか、自然に対する教授の考え方を縦横に述べたおした本です。 教授によれば、人体であれ生態系であれ、およそ自然というものは膨大な変数の集積たる複雑なシステムである。「ああすれば、こうなる」とばかり何れかの変数をいじれば、他の変数にも必ず何らかの影響が及... | ||
戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新しい社会のつくり方―エコとピースのオルタナティブ田中優 ¥ 1,470 通常24時間以内に発送 ★★★★ |
戦争をやめさせ環境破壊をく... | |
| 財政赤字を抱えるアメリカがなんでこんな巨大なお金を使えるのだろう? この本によると、それは、アメリカの国債で賄われている。そして、その国債をもっとも買っているのは、日本の金融機関。すなわち僕たち日本の普通の国民が、アメリカの軍事費を賄っている。うへ! 困るな。なんとかしたいな。 こんな話が、わかりやすい言葉で書かれています。 戦争を止める、やめるには、石油エネルギーに頼るのではなく、自然エネルギーを使って、石油に依存しない社会を作ること。僕も賛成したい。それで、そんな社会、未来のために行動したい。 読後感はむなしい。世の中、こんなに単純でも、甘くもない。エコで戦争が止まるわけではないし、運動家たちは、うんうん、とうなずくかもしれないけど、現実とあまりにもかけ離れた論理は、もう一度繰り返すと、むなしい。 環境問題と戦争とが密接に関係していて、それに私たち も貯金という形で関与しているということがよくわかっ た。社会問題ど素人の私は納得させられてしまったが、 環境対策に対して『本当にそうなの!?』と思う部分もあ る。原子力発電について必要ないとあったが、火力代替 発電として導入すれば... | ||
苦海浄土―わが水俣病 (講談社文庫)石牟礼道子 ¥ 700 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
苦海浄土―わが水俣病 (講... | |
| この本の前に、水俣病をめぐる社会の動きをつかんでおくほうがいい。岩波新書が 2冊出ているので、それを読めばい。そこで知ったのは、あまりに酷い行政、司法、 のあり方とともに、いまだに、まさに同じく被害を受ける可能性も高かった、であるから こそなのか、行われている、近隣の住民による差別の存在であった。村落共同体を、 この病気が破壊したが、その影響は、とてつもなく大きく、かつての仲間に対する偏見 排除を招来した。私はここで立ち止まってしまった。やはり、村八分というように、共同 体は、外に向かっては差別的に閉じられ、内に向かっては同質性を要求する、葬られる べきものなのか、と。個々人が切り離されている今、共同体的なものを模索する動きがある が、それは誤りなのだろうか。本書は、村落共同体をはじめあらゆる集団(医師、役人 など)の本質を、フィクションでありながらむしろそれゆえに、生々しく炙りだしてお り、読み手がそれは本質ではない、と答えることは難しい。一見水俣を巡るもの達を描いた ノンフィクションのように読めるのだが、そうではなく、優れて文学的な筆者の、逃れられ ない思想、というか位置、姿勢を... | ||
地球では1秒間にサッカー場1面分の緑が消えている田中章義 ¥ 1,000 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
地球では1秒間にサッカー場... | |
| しかし。やってみるだけはやろうではないか。 しかし、おどろいた。 一分でなく一秒なのか。 大きな植木鉢ひとつでもいいから。木をそだてよう。 都会は緑が少なすぎる。そして、必要以上のビル群。 私達は反省しなければならない。そして後の世がフォトンベルトにより どうなるかわからないが、人々がいくらかでも地上に残るとき。こころから あやまらなければならない。 この本を推薦いたします、ぜひ読んでください。 地球人としての教科書をつくるとしたら、算数も、地理も、理科も、国語も、社会もこの本の中に書かれている事実や数字から学ぶように組み立てなおさなければならないのかも知れません。そのような本であると感じました。地球人として生きる子供たちのテキストとして読まれるように、リアリティを具体的な数字と事実から感じられるように。そこから地球に対して、万類に対して、慈しみの心を持ってもらえるような教科書ができたら最高ですね。だけど、私が余りにも知らなかったことに驚いています。地球人としての教科書をつくるとしたら、算数も、地理も、理科も、国語も、社会もこの本中に書かれている事実や数字から学ぶように組... | ||